勉強について

資格受験生や生徒と接して思うこと

 

特定社会保険労務士の佐藤です。

 

少し思うことが有り、私の体験・考え方も含めてご紹介します。

 

とりあえず、資格試験の受験経験から

※合格日ではなく受験日ベースです。

 

2009年1月行政書士試験勉強開始

→2009年 10月宅建試験ほぼ無勉で特攻し玉砕

→2009年 11月行政書士試験合格

→2009年 12月社労士試験勉強開始

→2010年 8月社労士試験合格

→2010年 10月宅建試験合格

 

行政書士→TAC(約650時間)

社労士 →TAC(801.5時間)

宅建  →独学(約70時間)

 

こんな感じですね。私の中で『奇跡の2年』というタイトルで括れる期間です。

履歴書・プロフィールなどでは合格発表日の記載なので、

2010年  1月行政書士試験合格

2010年11月社労士試験合格

2010年12月宅建試験合格

となり、『何があったんだ!?』と思われますwww

 

ここで注目して欲しいのが、ずばり『学習時間』です。

行政書士や宅建の学習時間は記録を付けていましたが、うろ覚えの為、おおよそですが、社労士の学習時間はほぼピッタリです。

 

受験生と話をするのですが、意外と自分の学習時間を把握していない人多いんですよね…

もしかしたら、合格者でも学習時間を把握している人の方が少ないかもしれません。

 

なぜ、学習時間の記録を付けたかの説明をしようと思いますが、その前に私の学習全体についての鉄則から紹介します。

 

鉄則①『基本的に人間には知能に大きな個体差はない。』

※IQでいうと85~115あたりの分布が68%を占めるらしいです。

鉄則②『合格率10%未満とはいえ、毎年、数千人は合格している。』

※ここまでの①と②により、『選ばれた人間のみが合格できるという試験ではない』ことが証明できます。実際問題、受験を諦めてしまった方の多くは、合否を『自らの努力では変えようのない先天的な何か』で決まると考えている人も多くいます。残念ですね。

鉄則③『多少の運もあるが、上位10%以内に入るだけの知識を付ける学習ができれば合格できる』

鉄則④『知識は学習量で決まる。』

鉄則⑤『学習量は学習時間と集中力で決まる。』

※少し強引ですが、④と⑤により、大事なのは集中力・学習時間の2本立てと証明できました。

鉄則⑥『集中力は客観的な指標はないが、学習時間は客観的指標がある。』

鉄則⑦『知能や集中力は、自尊心と比例関係にある。』

※これは豆知識です。

 

と、まあ、こんな感じで展開できました。

 

これらを踏まえ、人間がダメパターンに陥るメカニズムを、ご紹介します。

 

【とりあえず頑張る→悪い結果が出る→私には無理だ…】

この、たった3コンボであきらめる方は本当に多いんです。

因みに『私には無理だ…』の思考はまさに、『自尊心の低下状態』です。自信を喪失しているわけですから。

 

合格する思考方法であれば

【頑張る→悪い結果が出る→分析→改善行動→頑張る】

になります。

ダメパターンとの違いは分析と改善行動ですね。

この分析で使うのが学習時間なんです。

資格試験合格者の学習時間は大体一緒です。

 

例え、良い結果が出なくても、客観的な指標があれば、そこで自信喪失を避ける言い訳ができるんですね。

私は社労士のTAC直前答練や模試で散々な結果でも『まだ、500時間しか勉強してないし、当然の結果。試験日までの期間に、あと300時間以上の積重ね方を考えよう』とポジティブに受け止めましたし。

※3ヶ月で仕事以外の時間で300時間の勉強をしたことに関しては、思い出したくもないですねwww

 

また、幸いにも私は未経験ですが、『周囲に比べて、学習時間は十分だけど結果がでない。』という状態に陥っても、『時間は十分だけど、結果が出ないのは、集中力が十分ではないのだ。やり方や、学習場所、学習する時間帯を変えてみよう!』となりますよね。

つまり、良い思考方法というのはいつまでたっても、『自分がダメなんだ』という自尊心低下状態を避けることができるんですね。

 

これで結果は如実に出ますね。

【ダメパターン】

自信喪失→自尊心低下→IQ下がる→効率悪い→結果出ない→以下ループ

 

【良いパターン】

自尊心を保ったまま学習→冷静な分析→方法や場所、時間帯などの改善行動→学習量が積み重なる→合格!!

と、なるわけです。

 

スラムダンクの安西監督も言ってましたが、

諦めたら試合終了=諦めなければ受かるまで試合続行ということです。諦めないで続けていれば、自分なりの正しい努力方法がわかって、自分を知ることが出来て楽しいものですよ。

 

結論:自分を信じ続けて努力を重ねてください。


気付いてほしいこと

地頭を気にされる方もいるのですが、少し間違っていると思います。

 

先ほども述べたように、知識を問う試験である資格試験と地頭はあまり関係ないのです。

 

例えば、思考力を問う問題が多い試験であれば地頭と直結するかもしれませんが。

 

ほぼ全問が特定分野の知識を問う試験では地頭はあまり関係ありません。

 

試験当日は知っていることと問題を照らし合わせて書くだけです。

 

書いた答案が一定程度の基準になっていれば合格です。

 

それだけなことなのに、自分を信じることができず、諦めてしまうことがいかに愚かかわかってもらえると思います。 

 


まとめ

どこか旅行するときに行ったことのある目的地に向かおうとすると、目的地までの距離、時間、交通手段等の方法が思いつきますよね。

行ったことなければ、調べるはずです。

受験でも一緒です。目指す場所は合格。

そこに至るまでのルートを確認してみましょう。

スケジュール組んでますか?

教材は何を使うんですか?

独学ですか?通信ですか?

予備校や教材の評価や口コミを調べていますか?

ひたすら頑張る!という気持ちは立派ですが、そんな根性論ではなく、合理的な方法を見据えていますか?

初手から根性論を持ち出す人間を、私は一番ダメだと思います。

 

自己実現欲求を叶えることって簡単にできません。

簡単にできる事であれば、目指さないはずです。それはみんな一緒です。

 

負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと ダメになりそうなとき それが一番大事

 

という歌を聞き続けてみてください。きっと励みになります。

受験生時代に使っていた教材の紹介

『社労士過去10年分問題集』

これは、予備校の教材がてんこ盛りだったのですが、必携でしたね。

※私は勝手に『としみん、もう2~3周しとくか....』ととしみん呼ばわりして愛用してました。

 

今は見ていないので構成が変わっていたら恐縮なのですが、

1肢ごとの論点を条文順に並べ替えているので、頻出論点がすぐわかります。

また、左ページが問題・右ページが解答となっているので右ページを隠してアウトプット。1ページ分終わったら、即座に答え合わせという方法ができました。

 

他の過去問集を立ち読みしていると、右ページの解答解説が『設問の通り』としか書いていないものも多い中で、参考判例や通達などを掲載するなどボリューミーな1冊でした。

 

労基→8周

安衛→7周

労働保険3兄弟→7~8周

健保→9周

厚年→10周

国年→10周

社一→6周

労一→6周

くらいでしたね。

大体、5~6周目にもなると、○×レベルでは、ほぼ正答。解説も覚えはじめます。

仕上がったなと感じるのが、最初の数文字見て、残りの問題文がわかる段階ですね。※いわゆる早解き状態への移行完了。

 

確か上記の周回で積重ねたアウトプット量は

『一問一答(単純正誤)を約25,000回行い、最終的な正解率は99.3%くらい』でしたね。

こう考えると長く険しい道のりを数値を用いて客観的に学習できたな。と感じるものです。

※25,000という数字は問題数ではなく実行数です。

以下参考

掲載過去問数(択一) 70×10=700

一問一答形式へ置換  700×5肢=3,500

よって、1周で3,300~3,500回の正誤判定※年が変わると没問もあるため若干少なくなる

 

ご参考までに!!