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道交法38条1項 横断歩行者等妨害等の考察

↓動画↓

動画の概要

巷間を賑わす、道路交通法38条1項違反の横断歩行者等妨害等について考察した動画です。

 

条文をシンプルに読むと、法が運転者に対してどのような運転を求めているかが分かりますね。

 

横断歩道認識時点で【明らかにいない】と言い切れる状況なんてあまりないですから、その際にどのような思考プロセスで、どのような運転操作をすべきかを素人ドライバー且つ14年間無事故無違反運転者の目線で解説しています。

動画内の資料

1・横断歩行者等妨害等の取締件数推移

こういう、統計データがあると、【違反が増えている】と誤認してしまいますが、こと交通系の違反は【取締に力が入っている】という認識の方が正しいと思います。

2・道交法38条1項条文

(横断歩道等における歩行者等の優先)
第三十八条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

長いので、動画では括弧書きを削除し

・横断歩道等

・歩行者等

・直前

で統一しています。

3・最初に横断歩道等を認識したときの判断図と対応する操作

 
法的義務 減速不要 減速必要 一時停止し、妨げてはならない
認識 明らかにいない いないだろう 何とも言えない いるだろう いる
操作  そのまま  減速準備・・・アクセルを戻す 減速準備・・・アクセル戻してブレーキに手をかける ブレーキ

ポイントは5段階にしているということ。

ついつい、いる?いない?の2択で判断してしまう必要がありますが、通過直前になって漸く、2択にできるように、最初の認識段階では上記の図を頭の中でイメージしています。

編集後記

小難しい系の動画ですが、バイクとも関連してますし、反応が楽しみです。

 

以外と小難しい系の動画(盗難保険・任意保険・特定社労士)って視聴時間が長くなる傾向にあり、とても喜ばしく感じています。

 

おそらく、チャンネル登録者の属性として、士業の先生方が多いからかもしれません。他のモトブロガーの方とも一線を画すことができますし、道交法解説シリーズとかやったら、伸びるかもしれませんね。

 

確認資料として購入した下記の書籍も5,000円ほどしましたので、何とか回収をせねば!という感じです。

参考書籍

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